2015年、大学の卒業祝いにもらった私の初めての万年筆です。あまりに高価だったので、しばらくはもったいなくてしまい込んでいましたが、最近ロディアのノートと組み合わせて、ボールペンの代わりに日常の筆記具として使い始めました。10年を経て、ようやくきちんと使い始めたというわけです。
📊 クイック情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | モンブラン (Montblanc) |
| 価格 | 約65万ウォン台(トリム・販売店により異なる) |
| 素材 | ブラック・プレシャスレジン + プラチナコーティングトリム |
| ペン先 | 14金ニブ |
| インク補充方式 | カートリッジ・コンバーター両対応 |
| 一言評価 | ⭐⭐⭐⭐⭐ 10年間を共にした、手が覚えている万年筆 |
✨ 3行まとめ
- 👍 一番良い点: 紙をカリカリと引っかく書き心地 + 手に伝わる重厚な高級感
- 👎 惜しい点: 高価なので外で使うときは常に紛失・破損が気になる
- 🎯 おすすめしたい人: 長く手元に置く最初の万年筆を選んでいる方、筆記を楽しみたい方
📸 製品ギャラリー

キャップを開けると現れる14金ニブ。ブラックレジンにプラチナトリムが落ち着いた雰囲気です

ニブに刻まれた4810(モンブラン山の標高)の刻印。このディテールがコレクションする楽しみです

クラシックサイズなので手に負担なく握れるバランスです
🔍 実際に使ってみると
ボールペンとは違うカリカリとした書き心地
一番大きく感じたのは書き心地です。ボールペンが滑らかに滑るのに対し、この万年筆は紙の上をカリカリと引っかく感覚があります。その感触のおかげで、むしろ文字をゆっくり、きちんと書くようになります。筆記そのものがちょっとした楽しみになるんです。
カートリッジ・コンバーターどちらも使える145の利便性
145の良い点は、インクの入れ方が柔軟なことです。上位モデルにあたる146・149がピストンフィラー(瓶インク専用)なのに対し、145はカートリッジとコンバーターの両方が使えます。 私は利便性を優先して主にカートリッジを差して使っていますが、瓶インクで色を変えてみたいときはコンバーターに交換すればいいので、選択肢が広いです。
10年経っても変わらない作り
もらってから10年以上経ちますが、ブラックレジンの艶やトリムの仕上げは今も健在です。手に持ったときの重厚なバランス、ホワイトスターのエンブレムの存在感は、長く使っても飽きません。「高級万年筆」と言われる理由が、使ってみると納得できます。
プレゼントでもらった品という意味
実はこのペンの一番の価値は、スペックではなく「卒業祝い」という背景にあります。10年を共に過ごしたものだからこそ愛着が違いますし、使うたびにあの頃を思い出します。使うほど価値が増すのは革製品だけではないんですね。
🤔 惜しい点
高価なので常に気を使う
一番の現実的な負担です。値段が値段だけに、外で使うときは失くしたり落としたりしないか常に気を使います。私もそのせいでしばらく使えずしまい込んでいました。気軽にラフに使える筆記具ではありません。
カートリッジはモンブラン規格を揃える必要がある
カートリッジは便利ですが、モンブラン純正(または互換)規格に合わせて購入する必要があります。どんなカートリッジでも入るわけではないので、あらかじめリフィルを用意しておく習慣が必要です。
万年筆自体の手入れ
長く使わずにいるとインクが乾いたり固まったりすることがあるので、たまに洗浄してこまめに使ってあげるのが良いです。ボールペンのように放置してすぐ使えるものではありません。
📋 製品特徴(実使用評価)
- 書き心地: ⭐⭐⭐⭐⭐
- 作り/高級感: ⭐⭐⭐⭐⭐
- 日常の使いやすさ: ⭐⭐⭐⭐☆ (カートリッジのおかげ)
- 気軽にラフに使える度: ⭐⭐☆☆☆ (高価なため)
🛒 購入前チェックポイント
✅ こんな方におすすめ
- 長く手元に置く「最初の万年筆」を真剣に選んでいる方
- ボールペンとは違うカリカリとした書き心地を楽しみたい方
- インクの補充方式(カートリッジ・コンバーター)を柔軟に使い分けたい方
❌ こんな方にはおすすめしない
- 気軽にラフに使える筆記具が欲しい方
- インクの手入れ・洗浄など手間がかかることが面倒な方
- 筆記量が少なく、万年筆を長期間放置しがちな方
🎯 最終結論
モンブラン145は私にとって「スペックでは説明できない」品物です。カリカリとした書き心地、カートリッジとコンバーターを使い分けられる利便性、10年経っても変わらない作り — どれも良いですが、結局一番の価値は長く共に過ごしたという時間そのものです。
もちろん高価なので常に気を使いますし、インク・洗浄の手入れも必要なので「ラフに使えるペン」ではありません。その負担を受け入れられるかがポイントです。
それでも長く手元に置く最初の万年筆を探しているなら、マイスターシュテュック145はサイズ・書き心地・柔軟なインク補充方式まで、バランスの良い選択です。私のように10年ほど経ってから「今頃になってやっと使いこなせている」と感じることもあるかもしれません。そういう品物が一つくらいあるのも、悪くないですよ。




